【京都・笠置】線路沿いを探検! -2019.GW 大阪発大阪行 長い切符で行く旅行 3日目③
こんにちは、たのおかです!
2019年5月 GW後半戦、「大阪発大阪行 長い切符で行く旅行」です。
3日目は名古屋から出発、関西本線で西を目指します。
今回は石の国、京都の笠置町を訪れました。
それではどうぞご覧ください。
笠置駅へ到着
この旅もいよいよ京都府に突入しました。
関西エリアに入り、終わりが見えてきましたね。
とは言うものの、来てみるまで関西本線が京都府を通っていることは知りませんでした。
笠置町は京都府の最南端、木津川のほとりの静かな里、といった趣です。
名勝・笠置山を中心とした散策コースを巡れば巨岩・奇岩の景色を楽しむことができるようです。
栗栖神社
まずは栗栖神社(栗栖天満宮)へ。
先ほど訪れた上野天神宮と同じく菅原道真を祀っています。
笠置山:元弘の乱、笠置合戦の舞台
元弘の乱とは1331年に起こった、後醍醐天皇を中心とした鎌倉幕府倒幕運動のことです。ここ笠置もその合戦の主要な舞台となったようです。戦局が不利となった天皇側はこの笠置山に籠って戦います。戦力の上では圧倒的に不利だったのですが、巨岩、奇岩で覆われた笠置山が天然の要塞となったため善戦します。
この写真では天皇側、般若寺の僧本性房が岩を敵に投げつけようとしています。
最終的には笠置山は陥落、天皇や側近は幕府側に捕らわれて決着となりました。
木津川の眺め
駅から木津川の方面に歩いていきます。
木津川にかかる笠置橋の上から。
河原ではキャンプやバーベキューに興じている人々が見えます。
写真から分かると通り、かなり人気があるようです。
ちょっぴり冒険、笠置観光ホテルの廃墟へ??
この記事で笠置には廃墟があると知りました。
猫をも殺す好奇心で行ってみたかったのですが…。
ご覧の通り、通行止めになっていて立ち入れませんでした。
地図で言うと、ここに示した経路のスタート地点、毘沙門天へ向かう分かれ道の手前あたりです。
右の写真では鳥居が写っていますが、おそらくそれが毘沙門天だと思われます。
通行止めとあっては仕方ありません。引き返します。
線路沿いをウォーキング
再び笠置橋を渡り、川の南側に戻ってきました。
この笠置駅周辺にはハイキングコースが整備されていてその中の一つを辿ってみます。
なんという名前のコースだったか忘れてしまって、今調べてみたのですが分からず…。
しばらく歩くとこのような建物が見えてきました。
これがおそらく先ほど行こうとして頓挫した笠置観光ホテルだと思われます。
一応見られたし満足ですね。
ちょうど新緑が美しい季節です!
キャンプ場近くにもこのように廃墟化した建物が。
予定していなかったので笠置山には登りませんでしたが、むしろそっちのハイキングコースがメインのような感じですので次は紅葉の時期にでも来てみたいと思います。
しかし、ふらっと立ち寄ってみた割にとても楽しめました。やっぱり自然の中を歩くのはいいですね。
今回はここまで。
旅は続きます。
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