【福井・三国】怪しさ窮まる”越前松島” -2019.06 また北陸へ行ってきました 1日目⑦
こんにちは、たのおかです!
2019年6月、また北陸に旅行してきました。
さらにさらに、越前海岸を歩きます。到着したのは”越前松島”です。
だんだん天気が怪しくなってきたのも相まって、かなり怪しい雰囲気を感じました。
晴れていればどうだったでしょうか??
それではどうぞご覧ください。
"越前松島"に到着
越前海岸ウォークの最後を飾るのは"越前松島"です。
松島、と言えば宮城県、日本三景の松島が思い出されますが、それになぞらえて名付けられているようですね。
越前水族館
近くには越前松島水族館。着いた時にはすでに閉館していました。もともと訪問する予定ではなかったので問題なし。ちょっと調べてみたところ、この水族館もかなり楽しめるスポットのようですよ。
美猫。
越前松島は○○するがごとし?
さてさて、見えてまいりました。
岩場、海、松と鳥居がいい塩梅です。
岩山が点々と海に浮かんでいる風景は本家松島と共通していると言えそうですが、雰囲気は大きく異なります。曇った空模様のせいもあるでしょうが、それだけでなく粟立ったような岩肌がおどろおどろしいさを醸し出しているような気がします。
松島と対比される景勝地として、秋田県に象潟という場所があります。かつては”東の松島 西の象潟”と呼ばれるほどで。松尾芭蕉の『奥の細道』にも登場しており、「松島は笑ふが如く、象潟は憾(うら)むが如し」と表現されています。太平洋と日本海の持つキャラクターの違いを実にうまく、端的に言い表しており、個人的に大変好きな文句です。そうするとこの越前松島はどんなように表現されるのでしょうね? やっぱり憾むようなニュアンスが似合うのかなあ、と思います。
象潟では江戸時代後期に象潟地震が起こり、その際の地殻変動で土地が隆起、現在では海に浮かぶ島々という景色は失われ、いわば陸に島々が浮かんでいるような状態になっています。
洞窟観音堂
この洞窟もやはり自然の力によってできたものだそうです。
異様な雰囲気が漂っているように感じられました。圧倒されます。
内部には観音様が収められています。
越前松島の柱状節理…材木岩
越前松島も東尋坊と同じく安山岩による柱状節理が発達しています。
ここでは溶岩が川のように流れ、節理はそれとは垂直方向に形成されるため、写真のようになります。その姿から材木岩と呼ばれるそうです。
と、ここまで来たとこでかなり激しく雨が降り出しました。 利用予定だったバス停に屋根があったので命からがらたどり着き、難を逃れます。そのまま京福バスに乗り、次の目的地へ。
長かった越前海岸歩きもこれにて終了。ここまでお読みいただきありがとうございました。
でもまだ続きます。
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