【兵庫】雲海が出なくても行く価値あり! 天空の城”竹田城” アクセス・観光のポイントを解説
こんにちは、たのおかです!
今回は兵庫県、天空の城として一躍有名になった”竹田城”をご紹介したいと思います。雲海の中に浮かぶような神秘的な姿が人気のお城ですが、実はそれ以外にも見どころがたくさんあるんです。雲海が出なかった時でも楽しめる観光のポイントを解説します!
どうぞご覧ください。
- 竹田城へのアクセス
- 竹田城の見どころ① 現存する石垣で城の堅固さや歴史を感じる
- 竹田城の見どころ② 天守台からのパノラマ
- 竹田城の見どころ③ 風情ある城下街 神社・寺町・町屋など
- まとめ:雲海が出なくても行く価値あり! 天空の城”竹田城”
竹田城へのアクセス
鉄道でアクセスする場合は竹田駅へ 特急はまかぜも停車
鉄道を利用する場合、竹田城最寄り駅はJR播但線の竹田駅になります。
本数は少ないですが、特急はまかぜが停車します。(通過する便もあるので注意!)
特急はまかぜは大阪、三ノ宮、明石、加古川、姫路などに停車しますので大阪・神戸方面からアクセスする場合に便利です。
特急はまかぜ停車駅に関する詳細はこちら。
竹田駅に特急「はまかぜ」の一部の臨時停車、12月1日までの毎日実施します。:JR西日本
もちろん普通列車でアクセスしてもOK! 青春18きっぷの途中下車にいかがでしょう?
竹田駅から竹田城までのアクセス方法
竹田駅から竹田城まではバスと徒歩の2通りの手段があります。
天空バスでのアクセス 体力に自信のない方はこちらがおすすめ
竹田駅からはその名も天空バス! が運行されており、これに乗れば駅から約20分で竹田城に到着です。
時刻表・運賃などの詳細はこちら。(2019年7月~8月版)
天空バスの運行について【2019年7月,8月】 | 全但バス株式会社
竹田城へはきつい上り坂や階段が続きますので体力に自信のない方はバスの利用がおすすめです。
徒歩でのアクセス 健脚向き
徒歩でのアクセスルートは2通り。
駅裏登山道
多くの人が利用するのはこちらのコース。通常の登山道のような道を行きます。所要時間は約40分。
表米神社登山道
表米神社を経由して竹田城へ至るコースです。所要時間は駅裏登山道と同じく約40分。約470段の階段を登ります。
この二つのコースのうち、駅裏登山道がおすすめされていることが多いです。理由はこちらのコースのほうが勾配がなだらかで、表米神社登山道は階段が多くしんどいため。
しかし実際に歩いてみると、駅裏登山道は大きめのゴツゴツした岩が多く、登山慣れしていない方は歩きづらさを感じるのではないかと思いました。スニーカーだと足首のケガが結構心配です。
表米神社登山道はたしかに階段がきついものの、道自体はしっかり整備されており、歩きやすさはこちらが勝るかなと思いました。
ご自身のコンディションに合わせて選びましょう!
竹田城の見どころ① 現存する石垣で城の堅固さや歴史を感じる
それでは”雲海以外”の竹田城の魅力をご紹介します。
まずは石垣。竹田城のものは石垣の歴史の中では最も古い”野面積み”と言って、天然の石をそのまま積み上げたものです。それで頑強な石垣ができるのだからすごい技術ですよね。安土城や姫路城の石垣を手掛けた石工集団、穴太衆(あのうしゅう)によるもので穴太積みとも呼ばれます。
本丸への道は石垣によって非常に入り組んだ構造になっており、見通しが悪く防御に優れていることが分かります。
石垣の角の部分は、長方形の石が短辺、長辺の向きを変えながら交互に積まれていることが分かります。この積み方は算木積みと呼ばれ、強度が格段に増す手法です。竹田城のものは過渡期の算木積みで、少なくとも関ヶ原の戦い(1600年)以前に造られた石垣であることが読み取れるそうです。
竹田城の石垣は状態良く、しかも広範囲に渡って残っているところが価値の高いところ。石垣が織りなす立体的な曲輪(お城の区画)の姿を鑑賞しましょう。
ここまで立派な城が造られた背景には、近くにある生野銀山が生む財力が背景にあったようです。
竹田城の見どころ② 天守台からのパノラマ
苦労して登ってきたご褒美です。竹田の街を一望。
竹田城の見どころ③ 風情ある城下街 神社・寺町・町屋など
表米神社(ひょうまい神社) 貴重な相撲桟敷が残る
表米神社登山道で経由する神社。
なかなか立派です。
土俵・舞台もあります。写真では分かりづらいのですが、土俵を囲むように半円型の相撲桟敷(物見席)が設けられています。国内では他に山口県の赤崎神社にしか存在しないため貴重で、兵庫県の指定重要有形民俗文化財に指定されています。
寺町 涼しげな水路と共に 鯉もいます
竹田城の麓には寺町があり、涼しげな水路と共に風情ある雰囲気を楽しめます。
町家など 情報館、レストラン、ホテル、カフェとして
正面に見えるのは”情報館天空の城”。ここで知識を深めるもよし。レストランも併設されています。
蔵を利用した売店。
旧木村酒造をリノベーションして誕生した施設”EN(えん)”。ホテル、レストラン、カフェとして利用できます。
こちらは町家を利用したカフェ。
<こちらの記事で紹介しています!>
www.tano-oka-trip.com
まとめ:雲海が出なくても行く価値あり! 天空の城”竹田城”
いかがでしたか? 雲海で有名になった竹田城ですが、それ以外にもこんなに魅力があるんです。是非訪れて石垣、パノラマ、城下町を楽しんでいただけたらと思います。
今回はここまで。
それではまた!
<天空の城:備中松山城の記事はこちら>
※お城までは行けてません(汗)
<天空の城:越前大野城の記事はこちら>