【兵庫】丹波篠山の重伝建"篠山の城下町"前編 レンタサイクルのサドルが壊れて太ももが爆発 バスで行くのがおすすめです
こんにちは、たのおかです!
今回は兵庫県、丹波篠山にやってまいりました。目的地は重伝建”篠山の城下町”。あまりに天気が良いので勢いレンタサイクルを借りて爆走。しかし途中でサドルが壊れて…? 無事目的地へたどり着けるのか?!
それではどうぞご覧ください。
丹波篠山の二か所の重伝建 "篠山の城下町"と"福住の町並み"
重伝建とは? いくつかご紹介
重伝建(じゅうでんけん)ってご存じでしょうか? 重要伝統的建造物群保存地区の略で、昔ながらの街並みなどが良い保存状態で残っており、歴史的な価値が特に高いと認められる場所が選定されます。城下町・宿場町・門前町などその性格も様々です。
例を挙げた方がイメージしやすいかと思います。「ああ、こういう感じの場所ね」と思われる方も多いかも。
まずは美観地区として有名な倉敷。川沿いの商家町が重伝建に認定されています。
こちらも観光地として観光地として名高い飛騨高山。 三町、下二之町大新町が重伝建になっています。金森長近の整備した城下町のうち、商家町にあたるエリアです。
こちらは関宿(関宿)。東海道および伊勢別街道の宿場町です。
丹波篠山の重伝建その1 "篠山の城下町"
丹波篠山市では2か所が重伝建に登録されています。
まず1か所目が"篠山の城下町"。天下普請(=江戸幕府が全国の諸大名に命令して行わせた土木工事)によって築かれた篠山城。城とその周囲に形成された城下町が重伝建になっています。
丹波篠山の重伝建その2 "福住の街並み"
2か所目は"福住の街並み"。篠山と京都を結ぶ西京街道の宿場町として栄えた福住。往時の趣が残っているそうです。
レンタサイクルで"篠山の城下町"へ行ってみた! バスがおすすめ
"篠山の城下町"の最寄りは篠山口駅
今回は"篠山の城下町"を訪れることにしました。鉄道を利用する場合はJR福知山線篠山口駅が最寄りとなります。大阪駅からは約1時間10分。丹波路快速があるので非常に快適です。
篠山口駅から篠山市街地へのアクセス方法
篠山口駅からは徒歩だと篠山市街地まで約一時間。
神姫グリーンバス
さすがに遠いので他の交通手段を検討することになります。こういう場合にまず考えられるのが路線バス。
神姫グリーンバスにて篠山口駅⇔二階町(篠山城址最寄り)、約15分で行き来できます。所要時間は約15分、日中は約30分間隔で運行しており、運賃は片道290円。なかなか便利です。
レンタサイクル
篠山口駅ではレンタサイクルの貸し出しを行っています。
普通自転車の場合1日利用で600円。電動アシスト自転車は800円です。割と一生懸命漕ぎ続けると約30分で篠山市街に到着します。受付のおじちゃんがフレンドリーで印象に残ってます。
バスとレンタサイクルの比較、結論
二つの交通手段を比較してみます。
所要時間的には、待ち時間が無ければバスのほうが早いです。かかるお金も往復するだけならバスのほうが安く済みます。
レンタサイクルのメリットとしては、道中の形式や雰囲気を楽しめることと、市街地に着いてからも小回りの利く交通手段として利用できることです。また、受付のおじちゃんがいい人です。
実際に使ってみての結論としては、バスの利用がおすすめです。
1つ目の理由は、自転車に乗っていると「いい景色! 写真撮ろう!」と思うたびに停車しなければならず、面倒くさいということです。
2つ目の理由は、私の運が無いだけなのかもしれませんが、自転車の整備がもう一つ行き届いてなかったこと。借りた普通自転車には変速が付いていましたがギアがうまく切り替わらずに終始ガチャガチャと音がし続け、漕いだ力がうまく伝わらずに空回りしている感触を受けました。また途中でサドルが壊れ、高さ調節が不能に。一番低い状態で固定されてしまったため、終始立ち漕ぎを余儀なくされました。結果として太ももの筋肉が爆発。
というわけで今回に関してはバスの移動にすれば良かったかなあと思います。
ただし、途中の景色を眺めたり里を吹き抜ける風を感じながら爆走するのは非常に気持ちが良かったです。そこは何物にも代えがたい自転車のメリットですね。
今回利用しなかった電動アシスト自転車を選択すればめちゃくちゃピカピカの車体が出てくるかもしれませんし、普通自転車も次回は完璧に整備されているかもしれませんし、おじさんはいい人だったのでレンタサイクルも捨てがたい選択肢かと思います。
篠山市街への道中
道中撮った写真をご紹介。調子の悪い自転車をなんとかなだめすかしながら走ります。太ももはもう限界であります。(ちなみに前日・前々日に富士山に登りました。)
翌日の筋肉痛が心配になりながらも目的地へたどり着くことができました。
今回はここまで。続きは次回です!
<次回の記事>