【富山】日本唯一のトロリーバスに乗車! -2019.07 三度北陸、立山登山の旅 2日目③
こんにちは、たのおかです!
2019年7月、今年3回目! また北陸に旅行に行ってきました。
目的は立山登山。前回の記事、
では立山最高峰"大汝山(3015m)"に登頂。3000m峰をクリアしました。
今回は"立山黒部アルペンルート"後半戦。様々な乗り物を紹介します。
それではどうぞご覧ください。
2019/07/13(日) 立山登山の旅 2日目③
12:15 室堂発 立山トンネルトロリーバス に乗車
ここからは再び"立山黒部アルペンルート"に復帰します。黒部ダムを経由して長野県側へ抜けるルートの始まりです。
初めに乗車するのは立山トンネルトロリーバス 。室堂駅から大観峰駅を結びます。
ちょっと地図をご覧ください。立山登山で歩いたルート(水色)に加えて、室堂駅と大観峰駅を結ぶ直線を引いてみました。
ただの直線ですのでバスのルートとは厳密には異なるかもしれませんが、それでもだいたい通っている場所のイメージはできるかと思います。真上から見ればちょうど一の越~雄山~大汝山の登山道と交差しています。前回の記事で歩いたところです。
こうしてみるといかに大変なところにトンネルを掘ったかわかりますね! かなり驚きました。
さて、トンネルの場所が分かったところで、そもそもトロリーバスとはなんでしょうか? 正式には"無軌条電車線"と呼ぶそうです。その特徴はバスの頭上に貼られた架線(トロリー線)から電気を受け取って走ること。ガソリンなどの燃料を使わずに電気で走るというだけでなく、架線から電力を供給されていることがポイントです。そのためバスと言いながら電車の仲間になるのだそうです。
これを見ると本当に架線が貼られているのが分かります。
アルペンルート内にはこの先もう一か所、山脈を縦貫する関電トンネルがありますが、こちらを通るのは乗り物は現在電気バスになっています。そのため、この立山トンネルトロリーバスが日本で唯一のトロリーバス路線となっています。
12:25 大観峰 に到着
約10分で到着。あっという間です。大観峰(だいかんぼう)も本来は絶景が望めるスポットなのですが、まだ雲が晴れません。売店でアイスを買って、テラスで食べるなんてプランもあったのですが、断念して通過します。
12:40 大観峰発 立山ロープウェイに乗車
今度はロープウェイ。山と山の間の空中散歩です。標高が下がるにしたがって少しずつ雲が晴れてきましたよ!
黒部湖が見えてきました。
12:47 黒部平 に到着
黒部平に到着しました。そろそろお昼にしましょう!
お昼ごはん@レストラン黒部平
"レストラン黒部平"では黒部平の素晴らしい景色を堪能しながら食事をすることができます。
雪の大谷カレーを注文してみました。ライスでその雪の壁を、かき揚げでバスを表現しているとのことです。なるほどなるほど? 美味しいカレーでした。
食後はお腹が膨れたため眠くなってきました。そのため周辺を散策することもせず、レストランでぼんやり景色を眺めながら、山歩きの心地よい疲れを感じながら、のんびりとケーブルカーの時間を待ちます。至福の時です。
13:20 黒部平発 黒部ケーブルカー に乗車
黒部ケーブルカーに乗車。行きの時とは逆に、一気に山を下って行きます。
立山ケーブルカーと同じく、通常は単線、すれ違う時だけ複線になっています。片側の車輪だけがフランジ付き、すなわち線路を抱え込んで左右に外れない構造になっているため別々のルートを取るができるのだそうです。
参考:のりもの大図鑑 | 楽しみ方ナビゲート | 立山黒部アルペンルート
13:25 黒部湖 に到着
黒部平(1828m)から黒部湖(1455m)まで、所要時間はたったの5分です。耳が変な感じになりそうでした。黒部湖に到着です。
今回はここまで。
次回からは"立山黒部アルペンルート"屈指の見どころ、"黒部ダム"を紹介します。
次回予告:黒部ダムの景色を少しだけお見せします!
お楽しみに!
<次回の記事はこちら>
<この旅で使用している"立山黒部アルペンきっぷ"の解説はこちら>